小児科では新生児(生まれて間もない赤ちゃん)から中学生までのお子さんたちを診療します。身長約50cm、体重約3kgほどの新生児は、中学生になると身長は3倍以上、体重は15~20倍という立派な体格になります。病気の診断や治療のみならず、子どもさんの体つきの成長(発育)と、身体や心の機能の成長(発達)が健やかであるかどうかをきちんと看ていくのも小児科医の大きな役割です。
お子さんがたの成長発達の段階を考慮して生活環境にも目を配り、身体的にも社会的にも健やかな成長を手助けしていくことが、私達小児医療に携わる者の使命とよろこびであると考えています。